DURA-ACE

シマノ製品の中で「DURA-ACE」と名づけられたパーツは別格。
一度使用でもしてしまったのならば、そうそう下のグレードを使う気にはなれない。
それがトップグレードたる所以。

コンポの値段を見ても、デュラエースとアルテグラは約2倍ほどの差があります。
(ちなみにアルテグラと105では4万円ほどの差)

そこに金額だけの差を見出せるか否かは、使用する人次第です。

HB-7900(32H) / FH-7900(32H)
13,600円 / 25,100円


本日はそんなデュラエースの「ハブ」です。
MOVEMENTでは全く異なる良さを持っているホワイトインダストリーズという選択肢もあります(^^)


超正統派のイメージが強いデュラエースですが、
そのハブの良さとはどういう所でしょうか?

まず1つ目は「ベアリングの精度」です。
わかりにくい説明で申し訳ないのですが、
このハブはカートリッジタイプのベアリングを使用していません。
その理由は「斜めに加わる力」を考慮しているそうです。

自転車は常に真っ直ぐ走れるわけではなく、コーナーもあります。
ベアリングは様々な状況で回転しつづけなければなりません。

そのベアリングの精度が段違いなのがデュラエース。
僕が知っている自転車メーカーの中で、1番精度が高いのでは?と思っています。
(某GOKISOのベアリングもキニナルトコロ・・・)


軽さと耐久力を考慮したチタン製フリーボディ (FH-7900)


さて、ベアリングの精度がどう影響するのでしょうか。
・ベアリングの精度が良いと回転が滑らか!!
・ベアリングの精度が良いとベアリングの寿命が長い!!

大きな点としては以上2点だと思います。

ベアリングの転がりについては語り尽くせない感がありますが、
手でクルクルっと回しても本来の性能はわからないものです。
自転車にまたがり、体重がかかった状態で回転したその時に
真の実力が発揮されるのです。

精度が悪ければベアリング自体が削れて消耗していってしまいます。
精度が良ければその消耗がゆっくりになります。

7900シリーズは玉あたり調整がとんでもなく楽になりました。

ベアリングの回転は走りの軽さに直結します。
このベアリングどうなんだろう?
そんな疑問に、お客様の目的や用途でアドバイスさせて頂きたいと思います。

* * *

さて、以前からちょこちょこお伝えしていた鈴鹿ロードレースが明日となりました。
本日は19時までの営業となっております。
28日は臨時休業とさせて頂きます。

ご不便をおかけしますが、来週もどうぞよろしくお願いします!

しんご

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