最近のベータチタニウム事情

毎度どうも。
チタンの人と言われるとか言われないとか、高橋です。

そりゃあもう、金属なのに錆びない(厳密には錆びないわけではない)という
特殊な性質ですから、男のロマンのようなものがそこにはあるわけです。
知ってしまえば欲しくなるのは仕方ありません。笑
最近で言うと新しくトラックハブ用のナットをラインナップしたり、
ROAD用ブレーキキャリパーのブレーキシュー固定ボルトができあがったり、
BROMPTONのボルトやナット(ワッシャーまで)を全て入れ換えてしまう人が現れたり、

ある種、革命的な勢いで自転車乗りの心を奪い去っております。

欲しい方という方は大阪まで来ていただければご注文頂けます。
しかしながら遠方の方も多いので、
メールや電話でやりとりしてご注文をくれる方も多数いるのが現状です。
RITCHEYの1BOLTシートポスト。
最近このタイプのシートポストはたくさんあると思います。

人によるのですが、使っていてズレることもしばしばあるそうです。
それのボルトをベータチタニウムの物に換えたらズレなくなったそうな・・・。

「そんな効果あんのかよ!」
思わず突っ込んでしまいかけましたが、
使っている本人が言うのだからそうなんでしょう。
こちらは特注のシートピンです。
ボルト、ナット 5,770円
陽極酸化(マジョーラブルー) 210円x2
合計で6,190円でした。
クロモリで十分ですが、錆びたりして、
見たの美しさはやはりチタンの方が良いなと感じます。
ベータチタニウムの陽極酸化処理は手で触ったり、油が付着すると
その光の反射具合が変わってきます。

元に戻したい場合は中性洗剤とスポンジで洗えばオッケー!
買ったときのような輝きが戻ります!

そりゃあもう、国産のチタン合金で結構いいお値段ですが
長い付き合いだと考えれば満足してもらえる代物ではないでしょうか。

使うも自由、使わぬも自由ですが
僕は一人のユーザーとして、
ちょっと物足りなかった部分が埋められたようにも感じています。

自分の自転車に日本製の部品が入るっていうのも気持ちが良いですよね。
こんな時代だからこそ、
どこで、どんな人が、どうやって作っているか分かる物は満足度が違います。

ネジ=大量生産のイメージですが、
1本からでも作ってくれるユーザー親身な対応。

良いなぁ、と思ってしまいますよね。

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