トライアスロンやTTで人気のCervelo P3です。
今回はMAGURAのRT8 TTという油圧ブレーキを取り付けしました。
RT8TTはマグラとサーベロが共同開発したタイムトタイル用の
油圧式リムブレーキキャリパーです。
ブレーキキャリパーにもエアロ性能を求め、
「The lightest and fastest brake ever!」と銘を打つブレーキとなりました。
しかしながら今回のP3は共同開発されたモデルではなかったため、
色々と手を加えることで無事取り付けが完了できました。
MAGURA RT8TT (ブレーキレバーSet)
77,000円(税抜)
※2014年1月25日から価格改定。
まずはフロントから。
ステムが-45度だったので干渉しなかったのが奇跡。
ヘッドチューブが元々エアロを意識した形状だったので、
ホースと干渉してしまうのをなんとか回避。
続いてリア。
純正の固定ボルトだと締められなかったので
スパナで締めれるものに交換。
ケーブルはフレームの中から。
中・・・
本来なら中からは出ない!
(フレームはフルアウターに対応していないため)
インナーケーブルが通るようにしかなっていません。
恐れるな 俺の心
悲しむな 俺の闘志
伸びるドリルがフルアウターになれと
フレームはねてモーターが奔る
そして無事フレームにケーブルを通すことができました。
本来ならワイヤー受けをフレーム外側に貼ってケーブルを這わせます。
ユーザーさんとの相談の結果、
フレームへの加工を決断して作業に踏み切りました。
ケーブルのルーティンも一番ケーブルが外に出ないルートに変えました。
ホイールを交換する際は、
レバー側で開放することができます!
更に、多様なリム幅に対応できるような構造になっているので
トレーニング用やレース用で異なるホイールを使う場合でも
気軽に調整が可能です。
* * *
ワイヤーの厳しい取り回しを考えるとこのタッチの軽さはさすが油圧という感じ。
"ブレーキが効かなくて怖い"ということが発端で
今回マグラへと交換しましたが、抜群の制動力です!!
少ない握力でもググンと効くブレーキ。
これは満足してもらえるでしょう!
ロードもどんどん油圧になってくれたら面白いな~と思った次第。
油圧、良い!
コメント
コメントを投稿