2017年8月31日木曜日

BRIDGESTONE "ANCHOR" vol.3 カーボンフレーム RL9

BRIDGESTONE ANCHOR紹介ブログ、Vol.3カーボン編です。
-バックナンバー-
Vol.1 クロモリフレーム
Vol.2 日本人サイズ


今回は2017年にモデルチェンジを果たした「RL9」を組み上げたのでご紹介したいと思います。
6月末に紹介したフレームの完成形で、アンカーのラインナップで"ロングライド"をターゲットにしたモデルの最上位機種。

RL9の詳しいコンセプトは公式サイトより。
カラーカスタム:メタリックシルバー (ハードマット)
220,000円+税

カーボンという素材には「形の自由度」、「比重の軽さ」、「強度や軽さの変幻自在さ」などなど優れた点がたくさんあって、それは自転車だけでなく航空機やF1といった地球上の最先端技術が惜しみなく使用される現場で採用されています。
ANCHORでも性能を求めたモデルはレース用でもロングライド用でもカーボンを採用しています。

カーボン黎明期にはどのメーカーもとても魅力的なバイクを多く作っていきました。
ルールの問題もあり、似たり寄ったりなルックスに集約した最近のカーボンフレームに飽きた方も多くいる現状をひしひしと感じています。
追い討ちをかけるように"中華カーボン"と呼ばれる模倣品も増えていて、カーボンフレームの価値を大幅に下げているかも知れません。
パッと遠めで見て50万円のフレームも10万円のフレームも同じように見えてしまう。成熟したサイクリストならばその差を理解できるかも知れませんが、多くの人はそこまで認識することが難しいでしょう。
全てのバイクに言えることで、「クロモリだから走りが悪いだろう」とか「カーボンだからレース用」とか、それは勝手な思い込みであることを認識するとまた違って見えてくるかも知れません。

見た目が一緒に見えてしまうカーボンフレームを選んでいくにはどういった所がポイントなのでしょうか?
それは「設計」、「金型」、「カーボンの質」、「品質管理」といった見えていない部分だと思います。

そこに値段の差が秘められていて、研究費用や設計費用、あるいはクオリティーコントロールに割かれる費用が差として生まれてきます。
可視化することが難しいところに全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
格安な模造フレームはたくさんありますが、時間をかけて研究してきたフレームとは似て非なるものだということを理解する必要があり、それを見た目だけで判断することは難しいものだと思います。そこは信頼のおける知り合いやスタッフから助言を貰って選んでいくことが失敗しないための簡単な方法でしょう。

フレームの内側に秘められた製造に関わる人々の熱意。
ANCHORを知る程、ANCHORのバイクにはそういった部分がたくさん詰まっていることを感じさせてくれるフレームです。
前置きが長くなりましたが、ようやく今回の「RL9」を紹介していきたいと思います。笑

アンカーのフレームには本気レースに向けた"RS"シリーズと、ホビーサイクリストが扱いやすいロングライドをターゲットとした"RL"シリーズに分かれています。

ロングライド向けと言われるとあまりキビキビ走ってくれなそうという勝手な思い込みがよくありますが、ハッキリ言うとレースも走れる性能があります。
ANCHORに乗る多くの人はRLで十分だと思えるほどしっかり走ってくれます。
なのでRSシリーズは本当にレースを勝負することしか考えない戦闘マシンであることを理解して選ぶと良いでしょう。
どうしてもレースのイメージの強いアンカー。
良い意味でアンカーらしくないね、と言ってもらえるアンカーを組んでみたくて組み上げました。

コンポーネントはカンパニョーロのコーラスにしたのもその1つ。
「アンカー=シマノ」という固定観念は捨て、「カンパは細めの5アームが至高だよね」という固定観念も覆すような掛け合わせです。
確かにクロモリフレームに現行のカンパニョーロが似合うかと言うと正直惜しい気持ちは否めませんが、カーボンフレームとのマッチングは個人的にとてもアリだと思います。
時代が変わってもカンパはレーシングコンポーネントという事は忘れてはいけません。



やっぱり雰囲気は大事にしたかったので、コンポに合わせてパーツ類もヨーロッパ系にしたいなと。
レース性能もあって、落ち着いた雰囲気でコックピットはFi'zi:kに決定。
RL9のシートポストは27.2mm径なので快適性良し。
個人的な推しポイントはやはりフォークで、数少ないベンドフォークのフレームです。
最近のホイールは硬めで走行中の振動がキツい傾向だと感じています。
体幹の強いレーサーは手は添えるだけで走れますが、普通の人はどうしても手に体重を預けてしまうので振動がダメージとなって蓄積されていってしまうでしょう。
だからこそフレームで吸収してあげれるベンドフォークはオススメしたいですね。



という感じで、後半は写真メインとなりましたが長くなるので内容は大幅にカットしました。もっとあーだこーだと話を聞いてみたいと思った方、つづきはWebで、もとい「つづきは店頭で」。

このバイクはSTAFFホリの新しいニューウェポンであるとともに、試乗車として店頭に展示しています。
クロモリのオーダーをメインで扱っているので意外に感じる方もいるかもしれません。簡単に言うとカーボンでも僕の考えにマッチするフレームが出たなというのが本音です。

ハイエンドフレームを買ってもそれがその人にうまく合わず、しっかり楽しめてないなという方は多くいます。"最高のフレームが自分にとって最適とは限らない"というのがポイントで、見た目や中身、選ぶポイントは自由ですが「自分に合ったバイクを選ぶ」ということがとても大事だと考えています。

* * *

今までのANCHOR紹介はコチラより。

2017年8月28日月曜日

FUJI BIKES

8月ももうすぐ終わりですね。
雨のおかげもあってか気温がぐっとすごし易くなってきましたね。

気候も良くなり自転車に乗る人もグンと増えるシーズンです。
「久しぶりに乗るか~」という方も多いので、タイヤがチューブが傷んだまま乗ってしまいパンク修理に来る方が多いシーズンでもあります。笑
久しぶりに乗る自転車はしっかりとメンテナンスして下さいね。

そして秋と言えば、アレのシーズンです。
"ピストブーム"で若い世代にFUJIを愛用してもらったからこそ、
今の若者にも買ってもらえる価格設定でという恩返し的な意味も込められたモデル。
FUJI TRACK アーカイブ (BLK) 49cm
84,000円+税

アレとはソレ、「新モデル(2018モデル)発表シーズン」です。
ここ1~2週間で新車のご相談が多くありましたので先にご紹介しておくと、FUJIを始めとした多くのメーカーが9月に展示会を行います。
ちなみにFUJIは9/6。
そのため今は店頭やメーカーともに2017年モデルが残りわずかで手に入りにくい時期となっています。
もし狙っているモデルがあれば死に物狂いで探さなければ手に入らなくなってしまうのですが、あと1週間少々待てば新しいモデルが発表されます!
アーバン仕様のクロモリロードの金字塔。細身のルックスが根強い人気を誇ります。
FUJI BALLAD R (GRAY) 49cm
85,000円+税

展示会の後には新製品予約を行うので、最速で最新モデルを手に入れるチャンスはその期間しかありません。
自転車の入荷は年に2~3回ありますが、1回目の入荷で手に入れるには予約推奨・・・というのがちょっとした裏話です。
最近よく「FUJIが気になってる~!」という声をお聞きしますので、
是非9月7日~15日あたりを狙ってご来店してみて下さい。新しいモデルの写真とカタログをご用意してお待ちしております。
※9/10()は舞洲でイベント参加・出展のため臨時休業の予定です。

変速を省き、細身のクロモリフレームと合わさりシンプルな雰囲気の1台。
旧タイプのロゴと合わせて可愛い雰囲気で女性にも人気があります。
FUJI STROLL (BLK) 43cm
62,000円+税

写真を並べている車体は店頭にストックしているバイクです。お探しの方はお早めにどうぞ!

2017年8月27日日曜日

CHRISKINGハブのアクスル交換

エンド規格が135x10mmQRのMTBに使っているお客様のホイール。
新たに手に入れたフレームが142x12mmスルーという事なのですが、CHRISKINGのハブはアクスルを交換する事で142x12mmスルーでも使えるようになります。なんと経済的な!

まず、アクスルに記載してある番号を調べます。
今回は3番なので3番と書いた142x12mmスルーを取り寄せます。

アクスルはドライブシェルにあるニードルベアリングに完全に適合するように作られています。
同じ番号のものだけをを合わせるようにして下さい。

交換します。
交換方法はカセットを外して、反ドライブ側のアジャスティングクランプと言う部品2.5mmのヘックスで緩めて外しアクスルを引っ張るとスポッと抜けます。

左が142x12mmスルーアクスル、右が外した135x10mmQRアクスル

後は新たなアクスルにグリス、オイル等を塗り差込み、アジャスティングクランプを取り付けて完了です。

※組み付け手順は簡単に書いておりますのでこれが全てではございません。ですが決して難しくないのでご自身でメンテナンスすることも可能です。

これで新しいフレームでも使えるようになりました。

2017年8月24日木曜日

fabricサドルの新作入荷しました。

イギリスで誕生したサドルブランド"fabric(ファブリック)"
しなやかな乗り心地とシンプルなデザイン、細かいサイズ設定でライダーにとって最適なサドルを選ぶことができるブランドです。

今回、新型モデルが入荷したのでご報告。

"fabric"の代表的なモデル"SCOOP"にはカーボンレールとクロモリレールの2種類しか無かったのですが、
待望のチタンレール、そしてお求め易くなったスチールレールモデルがラインアップに加わりました。


SCOOP SHALLOW RACE 254g 13,000円+税 
SCOOPには、さまざまなライディングスタイルに対応するために FLAT、SHALLOW、RADIUS と3つのモデルがございます。
その中で1番ニュートラルでだれにでも合いやすいモデルSHALLOWをご用意しました。


カーボンレールモデルは198g(19,000円+税)、クロモリレールモデルは266g(8,500円+税)と、間の重量です。と言ってもカーボンは抜けて軽いですね。

お次は、クロモリではなくて"スチール"レールモデル。

SCOOP RADIUS SPORT 4,500円+税 310g
fabricサドルをさらにお求め易い価格で試す事ができるスチールモデルのSPORTは、アップライトなライディングポジションに対応したRADIUSのみのラインナップになります。


クッション性が高く快適性を重視したモデルなので、尻の痛みにお悩みの方は試しては?
重量を気にしない方、MTBにもよさそうです。

欠品していたカーボンレールモデルも再入荷しております。
店頭ではテストサドルもご用意しておりますので、気になる方は是非。

WEBSHOPでもお求めいただけますよ~。

2017年8月21日月曜日

シマノ鈴鹿ロードレース "5ステージ"

夏の終わりを告げる頃に開催される「シマノ鈴鹿ロードレース」に今年も参加してきました。
2015年、2016年とSAUCE DEVELOPMENTチームで続けて出場してシード権を取っているので今年もメンバーを募って参加してきました。

2日間で5レースを走る「5ステージ」、特にチーム員の構成に縛りがあるわけではないので、ジャージさえ揃っていれば好きなメンバーでチームを組んで出場することができます。
そういったドリームチームが多く組まれる中、この3年とも別チームからの助っ人無しで参戦しているのはちょっとしたこだわりの部分かも知れません。
今回参加したメンバー。
左から私、淡井、山中、白石、萬谷、小嶋の6名編成。
ロードレースを走る萬谷
エントリーは33チーム、188名が走るかなり本気のレースです。
ツール・ド・フランスを模したチーム単位での貴重なイベントで、チーム戦だからこその難しさやレース展開があり、とても面白くて走り応えのあるレースですね。

その中で山中、白石は初めての鈴鹿サーキットのレース。更に萬谷は就職活動の関係で超ひさしぶりのレース復帰戦。どこまで戦えるのか未知数な状況で可能な限り良いリザルトを残す戦いが始まっていきました。
第3ステージ チームタイムトライアル スタート
昨年はチーム総合順位が9位とかなり健闘したおかげで、シード権もあり今年は僕らのゼッケンが61~66番の60番台(6チーム目)のものが与えられました。
ちなみに昨年優勝したチームならば1番のゼッケンが与えられ、数字が小さいほど強者の証のようなものになります。もちろんメンバーが毎年同じとは限らないので、今年強いかどうかはわからないのですが。笑
第3ステージ チームTT - パンクもあり4名でのタイムトライアルに
5ステージにはツール・ド・フランスと同様に何個かの栄光があって、それぞれのチームがその何かを目指して走ります。

第1ステージ、29km ロードレース
第2ステージ、2.2km 個人タイムトライアル
第3ステージ、23.2km チームタイムトライアル
第4ステージ、11.2km クリテリウム(ロードレース)
第5ステージ、40.6km ロードレース

個人総合成績
参加者全員の中で、5レースを合算して最もタイムの速かった者。
ツールで言うところのマイヨジョーヌ。

個人総合成績(ジュニア)
参加者の15~18歳までの中で、5レースを合算して最もタイムの速かった者。
ツールで言うところのマイヨブラン。

チーム総合成績
各ステージ毎にチーム内上位3名のタイムを合算していき、最も速いチーム。

ステージ優勝
そのレースで一番先頭でゴールした者。

ツールと同様に総合成績を目指す者もいれば、ステージでの勝利しか考えていない選手もいて、それぞれの思惑はバチバチとぶつかっていきます。
参加者全員が目標を持つことができて、挑戦があるからこそ面白くて参加者が絶えないのだと思います。
集団後方で完走を目指す淡井
レースにエントリーしてから「僕らが目指せることは何だ?」とメンバーで相談して、「ステージ優勝を狙いに行く」というのが僕らの目標でした。
スプリントのできる選手かタイムトライアルに強い選手がいなければ勝負にならないのが5ステージ。僕らはそのどちらも揃えておらず、強いて言えば今期加入の巡航が強い山中君が一番期待のメンバー。

第1ステージで勝つことができればステージ優勝に加え、暫定で個人総合1位を獲得できる。1発花火を打ち上げてやろうと臨んだけれど残念ながら皆思ったように立ち回れず撃沈。僕が8位に入ったのが最高位でした。

第2ステージの個人タイムトライアルでは、山中、小嶋、白石、萬谷に託して僕は足を使わないで走るプランにしました。
チーム総合の順位に反映されるのは上位3名のみで、4~6番手のメンバーが頑張る必要はありません。このレースのタイムで僕の個人成績は14位→122位と暴落したのですが、それ以上にチームTTでチームの好タイムを出すことの方が有意義であるとの判断でした。 
チームTTで先頭を引く小嶋選手
その甲斐もあって第3レースのチームTTは自分達にとっては満足のいく走りができました。
チームTT2周目ではラップタイム7分48秒でアベレージスピード45キロ。その時点では6位のタイムを出していました。その後に少しペースを落としてしまいゴール順位は14位でしたが、出せる力は出して昨年のタイムを上回るタイムでゴールできました。(風の影響などで一概には言えない部分です)
1周目でパンクリタイアとなった山中がもし残っていれば、なんてタラレバもありますが良しとしましょう。
撮影に応えながらスタートラインへ向かう白石と僕
そこまでのレースを終え、一度宿にチェックインして2日目のレースへと移ります。
「今日は失敗してしまったけど、明日もう一度チャレンジしたい。」
1日目に全てを賭けていた僕とは対象的に、チームのメンバーは2日目にも熱意を燃やしていました。
じゃあその気持ちに僕も乗っかろうじゃないかと気合を入れ、第4と第5レースに臨みます。

第4は短距離のハイスピードレースなので前で展開が大事、というアドバイスをして皆しっかりと前でレースを走ることができました。ただちょっと頑張りすぎちゃったのはまだこれから修正していく部分。良い兆しです。

第5レースは最後ということで集中しなおしてスタートラインへと並んでいきました。
40kmという5ステージ最長の距離のレース。最後のレースは総合争いもあり、ペースは全体的に落ち着きがちで、アタックがちょこちょこと出て行く展開。
序盤から萬谷がエスケープに絡みに行く走りを見せ、白石は僕と一緒にゴール勝負を狙い澄まして集団内で潜んでいきました。
終盤には山中が第2グループに入り込む走りを見せ、メイン集団からタイム差を得てゴール。そのおかげでチーム順位が14位→13位へとアップ。

それまで出来ていなかったゴール勝負をチームで狙う走り。
白石はまだ完璧ではないながらもゴール手前までしっかりと僕の後ろを追いかけて来ました。最後のゴールスプリントで綺麗に発射!とは行きませんでしたが、少し形ができてきたなと思える走りがありました。
SAUCE DEVELOPMENT 2017 スズカメンバー
個人総合成績
小嶋-45位/188名
高橋-51位
白石-88位
萬谷-90位
山中-152位
淡井(倉田代走)-182位

チーム総合成績
13位/33チーム

今年も無事にチームのシード権を獲得できたこと。
それ以上に、この短い期間で若いメンバーが驚く早さで成長の兆しを見せたこと。
思い描いた通りの走りはできなかったけれど、しっかりと目標を持って最後までチャレンジすることがとても気持ちが良く、とても有意義だったように感じました。

キツいけど愉しくて、学ぶ事がとても多いことが「チームで走るレース」の醍醐味でしょうか。毎年、来年は休もうかな~~と思いつつ、走ればめっちゃ面白いから出たくなる。
また来年も何かのチャレンジやワクワクがあるでしょう。楽しみです。

今年も参加した皆さん、応援に駆けつけてくれた方々、お疲れ様でした~!

2017年8月18日金曜日

Bike2sauna T-shirts hand-printed by Tentsaunaparty

自転車でライドを楽しんだ後、テントサウナでサウナを楽しむアングライベント"Bike2sauna"
そのイベント用イラストがとっても良かったのでTシャツを作ってもらいました。







Tentaunapartyのメンバーによるアートワークをメンバー自ら心を込めてハンドペイント。

価格はサウナにちなんで3,700円、2色刷りでこの価格。
アートとしてもいかが?

只今在庫は、サイズはMとLが5枚づつしかございません。
追加はできると思うのですが少し時間がかかるかもしれません。

Bike2sauna T-shirts(Tシャツ) hand-printed by Tentsaunaparty 3,700円(税込)

2017年8月17日木曜日

ゴリツオライド in 和歌山

こんにちは、スタッフのホリではない方です。
13~16日まではお盆休業を頂いていたので、その間のお問い合わせや発送やお返事が滞ってしまいご迷惑をおかけしました。この土日はシマノ鈴鹿に出向いているため、20日(日曜日)は臨時休業となりますがご了承下さい。

お盆といえば祖先を祀るための期間であり、社会人の多くは夏休みとして貴重な時期。
僕らもサービス業という側面はありますが、日本の文化は大切にしていかなければと思う今日この頃です。たまには連休を取ってリラックスしたいという本音もあります。

という感じで、世間的には誰もが仕事を休むシーズン。
以前から仲良くさせてもらっている徳島の「シオカゼストア」のニューホープことスタッフの"ゴリ"から「一緒にロード乗りに行きませんか?」というラブコールをもらい、じゃあ走りに行くかと今回の和歌山ライドを企画しました。
なんで和歌山かって言うと、大阪から行くのと徳島からフェリーで行くところの中間地点的な感じで。という名目ですが、単純に和歌山というフィールドには魅力がいっぱい詰まっているのです。もちろん相応の厳しさがあるのですが、それを乗り越えて走り切ると"最高に気持ちが良い"という一言に尽きます。

ストイックと言われることはあるけど、サウナと同じで少し我慢した後の解放がとにかく気持ちが良い。そこに和歌山というロケーションが加わることで最高の解放感に到達できます。
「ただの山岳景色じゃん」と言われればそれまでですが、自分の足でここまで登ってきた人間にとってはただの景色が"自力でたどり着いた最高の景色"に変わるのです。
都会を抜け出して車やバイクで来ても気持ち良いロケーションだと思いますが、自転車なりハイキングなり自分の足で登ったことが何よりも気持ちを昂ぶらせてくれると思います。
先にシオストのブログでゴリが和歌山ライドの紹介をしてくれています。彼の足の絞れ具合がこのライドに向けて乗り込んでいたことを物語っています。

What's 「ゴリツオライド」?
ゴリとリツオ(高橋)のライドなのでゴリツオという飾りの無いシンプルなネーミングです。
2人でも良かったんですが、ちょっと寂しいなと思って声をかけたら10名程集まってくれました! 
ルートは僕に一存されたので、ゴリが行き帰りのアクセスがしやすく、僕も一度行って見たかった生石高原を含めたルートを引いてみました。
ルートラボで引いてみたところ84km、1880mのコース。
普通に考えたら厳しいんですが、僕の思う和歌山では初級コースの設定。ルートラボを引いて貰えばわかりますが、すぐに2000m、3000m、4000mと獲得標高がすごいことになります。※紀ノ川沿いなど、川沿いに気持ちよく走れるルートもあります。

和歌山は舐めてかかると痛い目にあうのですが、体力さえあれば最高のロケーションを味わうことができます。


今回はグラベルもなく、シンプルに「ロードバイク」を楽しむのがコンセプトでした。
ゴリが今年FELTのロードバイクを購入したので、それをふんだんに楽しむために声をかけて頂いたのでした。

僕は輪行も想定してPDWのビンドルラックに荷物や工具を積んで走りました。しかし、山に入ってしまうとそもそも駅が遠いので、和歌山では如何にトラブルに対処して走り切るかがとても重要かなと思います。
そのゴリの乗るFELT F75。
アルミフレームでエントリーグレードという位置づけですが、めちゃくちゃ良いバイクです。フロントが硬いとか、リアが硬いとかそういったクセは全く無くて乗りやすいんですよね。
パーツさえアップグレードしていけば走りのポテンシャルを秘めていることを彼が証明しています。
ちなみにホイールがIndustry Nineのホイールに交換されていて中々ゴリらしいセレクトだなと思いました。詳しいインプレはゴリのブログより。
ムーブメントでも1台「F95」を仕入れていて、ゴリのモデルと同じフレームですがコンポーネントのグレードをSORAにすることで価格を抑えたモデルです。奇跡の10万円切りした車体です。フレームだけの購入と考えても安い!

 和歌山の観光スポットを次々と回りつつ・・・
地元の人らが水浴びしているところを発見し、僕らも入水してしばしのクールダウン。
盆時期は台風や気候の目まぐるしい変化によって水難事故の多いシーズンです。
細心の注意を払いながら楽しみましょう。幽霊に会ってみたいな、と少し期待をしてしまう時期でもありますが。笑
今回は僕が気持ちよく走りたいという気持ちを多めに盛り込んだルートで走ってみました。きつい部分もあったけれど概ねコースを楽しんでもらえたようで良かったです。

「次は徳島でアテンドさせて頂きますよ」とゴリから声をかけてもらったので、阿波クロスぶりに徳島へと乗り込んでみようかなと思います。
アップダウンの強弱がすごいらしく、そのために油圧のディスクロードが欲し・・・

今年も良い夏休みを過ごすことができました。
声をかけてくれたゴリと参加してくれた人たちに感謝!